2013年5月31日金曜日

Dimitri Tiomkin's World #-4
見知らぬ乗客(1951) -Dimitri Tiomkin
ティオムキンはスリラーも強かった。
此のヒッチコックの初期の作品でもサスペンスが盛り上がる
繊細なスコアを書き、場面に緊張感を作っている。
今日の映画は後にアラン・ドロンの「太陽がいっぱい」として
映画化されたハトリシア・ハイムスの原作を
あのレイモンド・チャンドラーが脚色に参加したという
とりわけ豪華なスタッフ・キャスティングだ。
ヒッチコックはテオムキンの音楽を気に入って
此の後「ダイアルMを廻せ」でも彼を再び起用している。
とにかくハリウッド映画界で此の頃のティオムキンは
どんな試合でも必ず決めてくれる絶対エースだったのだ。


0 件のコメント:

コメントを投稿