ワイン屋お静

此の店の情報を仕入れて実は前日チャリで行ったのだが
表はブリキのトタン屋根が錆びてボロボロ

中は電気も付けず真っ暗、人の気配もなく、はや潰れたか？と。

それでも昨日の昼間，電話してみたら留守電

しばらくして折り返しで主人から

「ひょっとして今、電話頂きました？」

こんなスタイルで店を経営しているワインBAR

予約して夕方、連れを誘って入ってみた。

古民家と云う割には私には普通に思える昭和の作りの家。

元・洋服の仕立て屋だったという父親の住んでいた家を

そのまま使って昼間は酒屋としてワインを売っているらしい。

やたら愛想の良い親父は聞けば某メーカーで

ワインの営業をしていたとか。

大学生くらいの若い者を孫と偽って使っていた。

（後で息子が「私は息子です！」と憮然と訂正していたが）

とにかくお勧めのワインが原価プラス500円で１本

つまみは牛肉のワイン煮込みにパンが付いて700円

サラダを頼んだら生ハムがおまけと載って500円

旨いワインに酔った私らが話好きの主人をのせたら

延々と力道山や王さんが近所に居た子供時代を。