2013年11月24日日曜日

How Deep Is The Ocean (1932): Paul Whiteman
今日のポール・ホワイトマンはアーヴィング・バーリンの名曲。
以前にも此の曲のカヴァーは特集を組んでいる。

”どれくらい海が深いか解る?
どれくらい空が高いか解る?
貴方をどれくらい愛しているか解る?”

と、やるせない想いを切々と語る女心がいじらしい。
ポールの編曲もドラマチックで
アーヴィングの狙いに答えている。
楽器それぞれが歌い、歌手の言葉の登場で
更に、その想いが歌い上げられる。
ポール・ホワイトマンとアーヴィング・バーリンの
才能が見事に解け合った音楽だ。


極上・すき焼
お大尽の快気祝いに牛肉とうどんのセットを頂いた。
肉は”前日光黒毛和牛”、特製・割り下に
うどんと長ネギまで付いていた。
その割り下は、可成り甘かったので
昆布だしに炒り米と酒醤油の自家製・割り下を作った。
炒り米は先日TVで,風味が出るとやっていたのを早速
此れが正解!長ネギも”宮葱”とか云う物。
何より、その肉の柔らかさと来たら、生卵に絡めると
口の中で旨味がトロ〜リと溶けた。
此れに合う酒は本来なら日本酒と云う処だが
前日が焼酎だったので赤ワインを選択。
此れが又,箱買いのバーゲンとは思えない
当たりのボルドー。
白滝、焼き豆腐も参加させたら、うどんに辿り着く前に,
お腹が一杯になってしまった。
う〜ん、そろそろ今年の”今日の1食-ベスト10"の
時期だが間違いなく此れは入るな。

2013年11月23日土曜日



おウチ居酒屋・浅草編
宇佐美から運んだイカの一夜干しを焼き
前夜に作って置いた鶏ダシに鰹昆布、更に
椎茸を戻した汁を足した特製汁で煮込んだおでん。
具はそれぞれ大き目、串を刺したい処。
はんぺんは煮過ぎて竹輪ぶに成ってしまった。
昨日の朝はパンで,納豆を食べなかったので
豆腐にのせて1品。
お酒は焼酎のお湯割り。

2013年11月22日金曜日

My Blue Heaven (1927) - Paul Whiteman 
日本では昔から「私の青空」として歌われている此の曲は
ジョージ・ホワイティング作詞、ウォルター・ドナルドソン作曲
米国ではジーン・オースチンの歌でヒットした。
ポール・ホワイトマンの楽団ではジャック・フェルトンが歌い
コーラスにビング・クロスビーが参加している。
まだ船旅しか無い時代、同年に早くも浅草カジノ・フォーリーで
二村定一とエノケンが歌っているのが凄い。
新しい恋・・・。
先日,10年以上付き合っていたイタリア女”ビアンキ”を
亡くしたばかりで喪中だと云うのに、薄情な私は
今日、アメリカ女の”ライナス”を見初めてしまった。
御徒町の自転車屋の前に、さりげなくたたずんでいた彼女は
爽やかな白い衣装を纏い、どことなく
映画「おもいでの夏」のジェニファー・オニールを思わせる
品の良い大人の女の雰囲気を感じさせた。
何度も、その前を行ったり来たり、正面から、横から眺め
心ときめかせてしまったが
でも”まだビアンキに悪いよなあ”と、その場は立ち去ったが
その姿が瞼に浮かんで・・・
明日も又逢いに行こうかな(笑)


押上・蕎麦朴仙
上京すると必ず行きたくなるのが
スカイツリーの麓に在る蕎麦屋・朴仙
頼むのは”せいろの大盛り”
普通の蕎麦屋より盛りは良いが
更に大盛りにして
その固めの茹で加減と喉越しの良さを
堪能する。
つゆは”薮”ほど辛くは無いが、甘くも無い。
よく雑誌に取り上げられる有名店より
私のランキングは上だ。
スカイツリーの喧噪と少し離れ ているので落ち着ける。
帰りに川沿いにペダルを漕いでいたら
正面の家がキリコの絵の様だったのでパチリ!


The Japanese Sandman(1920):Paul Whiteman 
今日はポール・ホワイトマン楽団の初期のヒット曲
タイトルを直訳すれば”日本人的な睡魔”
歌詞が無いので本当の意味は探りにくいが
無表情な日本人の顔が眠そうに見えるのかも知れない。
ともかく欧米人の考えるオリエンタル・メロディーが使われ
彼らの東洋への好奇心をそそっている。
まだ太平洋戦争以前、憧れに近いものを抱いていた様だ。