2012年9月5日水曜日


David Bowie & Mick Jagger - Dancing In The Street 

此のデュエットほど世界中の音楽ファンを
喜ばせたものは無かったろう。
当時、乗りに乗っていたミックとボウイの競演だ。
演出も二人の良いところを充分に引き出して心憎い。
流石の二人、時代に合ったテンポで又、別の魅力を造っている。
今やミックもボウイも外見はミイラか幽霊の様だが
此の頃の何と輝いていた事か?

2012年9月4日火曜日

熊のボディウォッシュ
此れはL.AかN.Yか忘れたが
米国の風呂製品の店で、可成り前に買った。
中がスポンジで表面はタオル状、身体をゴシゴシ洗うのに向いている。
浅草から少し離れた”石鹸の国”という処では若い女の人が
身体で身体を洗うというレスリングの様な事をしてくれるらしい。
ロンドン・オリンピックで吉田選手や伊調選手などを観ていたが
1日何試合もとなると、さぞかし疲れる事だろう。
此の熊は、もう十年以上、私の相手をして
ボロボロに成って来たので、今はリタイアして
毎日、風呂の窓からボーッと海を眺めているだけ。






 賞味期限を過ぎた食材のリサイクル
気が付いたら牛乳が古くなっていたので
少し温め(60度くらい)、スダチを絞り掻き混ぜる。
本当はレモンだが切らしていたので、
その代わり徳島から沢山送って頂いた旬のスダチで。
牛乳が分離して固まって来たらクッキング・ペーパーで漉す。
下に落ちた汁は”ホエー”とか云って栄養が有るらしいので
飲んで"ホエーッ”と叫ぶ。
その漉した物が出来立てのカッテージ・チーズというワケ。
上の写真の様にサラダに載せてマヨネーズの様にする。
コクは有るが塩気は無いのでオイル&ビネガーそれに塩胡椒。

続いてアボカドを割ったら、やはり熟成が進み過ぎていたので
食べられる処をスプーンで取り、明太子と練って
クラッカーのデップにしても良かったが
ピーマンを割った中に入れオーブンで焼く。
微妙な味で、お薦めはしないが
こんなレシピが実際に有るかも知れない。

イカでパスタに・・・と思っていたが
大きなイカだったので、そのままアーリオ・オーリオで
エノキとピーマンと炒め、ホール・トマト半缶に
アンチョビ・ペースト少々でコクを出し
まだ元気なバジルを千切って”台抜き”の完成!

私は胃が丈夫なせいか、食中(あた)りは殆ど無い。
しかし痛んだ食材を、勿体ないと、そのまま食べて
胃をゴミ箱代わりにするのは危険だ。
捨てる前に何とか食べられないか?と工夫するのも楽しい。








Under Pressure 2009 - Queen & David Bowie

ボウイは積極的に他のミュージシャンとの競演をしていた。
此れはクイーンの今は亡きフレディ・マーキュリーとだが
はっきりした2ショットは無いから多分
コンサート会場のスクリーンを使ってのジョイントだろう。
それでもパワーの有る二人だけに画面から物凄いオーラが漂っている。
それともう一つ
そのフレディの追悼コンサートで元ユーリズミックスの
アニー・レノックスとの競演も素晴らしいので追加。
アニーのメイクは映画「ブレードランナー」の女レプリカント
ダリル・ハンナを思いださせる。


2012年9月3日月曜日


プロメテウス
このところレンタルのDVDやTVドラマ等が続いたので
たまには映画館に行こうか?とリドリー・スコットの新作を観た。
切符売り場は長蛇の列、それも爺さん婆さんばかり
不思議に思っていたら、ナントそれは健さんの「あなたへ」の客
3つある窓口は一緒だから、なかなか番が回って来なくイライラ。
婆さんが爺さんに
「テレビで健さんが”しまむら”のジャージを着てると云ったら
”しまむら”の株が上がったそうよ」に話すのが聞こえた。
そんな話は、ともかく此の映画は3Dだからと
折角専用メガネをわざわざ持って行ったら
劇場のシステムが違うと又、買わされる羽目に。

此の作品”人類の起源は?”というキャッチコピーだったので
キュブリックの「2001年宇宙の旅」の様なものか?と思っていたら
映画の途中でどうやら「エイリアン」シリーズの
ビギニングの部分で有る事が解る。
(この頃シリーズ物はネタが続かなくなると頭に戻る傾向だ)
そうならそうと紛らわしい宣伝をするな!と怒る間もなく
久しぶりにメガフォンを取ったシリーズ初代監督らしい
ゴシック・ホラーのエグい恐怖の連続となる。

敵か味方か判らないアンドロイドが狂言回しと成り
未知の惑星で”エンジニア”と呼ばれる宇宙人
(人間と同じD.N.Aだが、やや大きい巨人だ)と
彼らの生物兵器である”エイリアン”の攻撃をかわしながら
惑星内洞窟からの脱出劇は同じパターンだが
更にパワーアップされたスケールで砂嵐や爆発シーンと
ギガーのクリーチャー・デザインや美術照明には充分に満足させられる。
しかしヒロインのノオミ・ラパスは
スウェーデン版の映画「ドラゴン・タトゥの女」の主役だそうだが
4作もエイリアン相手に戦った
シガニー・ウィバーの迫力も色気も無く物足りない。

それでも、其れ以外のキャスティングは
アンドロイド役のマイケル・ファスベンダーが
ニコラス・ローグの「地球に落ちて来た男」の
ボウイの様で不気味に面白く
非情な女船長のシャリーズ・セロンはハマり役だし
映画では特殊メイクで誰だか判らないガイ・ピアース
と凝りに凝って楽しめる。
何より嬉しいのは「スター・ウォーズ」のダスベーダーの誕生の様に







きんきと蟹の外子
北海道から贈り物が届いた。
保冷箱を開けてみたら”きんき”と”蟹の外子”が!
昨夜、早速まず ”きんき”を焼いてみた。
干物になっていたが脂のノリ具合、淡白な味と
昔、網走で食べた時、感激したのを思いだした。
見た目はコチラの金目鯛とそっくりだが、種が違う。
カサゴ科に属し、同じ脂でも金目のクドさが無い。
値段は高い金目鯛のさらに倍以上の超高級魚。
身を全部食べた後、以前もそうしたように
骨をダシにして、酒、醤油で、お吸い物に。
此れが又、溢れる滋味の〆となった。
そして今朝は
蟹の外子の醤油漬けを温かい御飯にのせて。
外子、独特の風味が有り
チンご飯が炊きたての様に思えた。






David Bowie - Diamond Dogs (Live!)

ロンドン・オリンピックの閉会式は曲だけで登場しなかった
デヴィッド・ボウイ1975年頃のライブだ。
私は此れを生で観ている。
L.Aロケでハリウッドのルーズベルトに泊まっていた時
ホテルのプールサイドで偶然出会ったロック評論家の
福田一郎氏に切符を貰い、夜、独りで出かけた。
ユニバーサル・スタジオ内に特設されたステージに
ボウイは今で云うイリュージョンを使い神出鬼没に登場。
当時、彼が凝っていたフィラデルフィア・ソウルの
此のアルバムからのナンバーを力強く歌いまくった。
(確か此の頃、彼はドラッグ中毒から復帰したばかり)
フィナーレにはバックスクリーンを外すとL.Aの全景に
銀色のバルーンが膨大な数のシャンペンの泡の様に飛ばされ
其れをサーチライトが交錯しながら追いかけ
いつか夜空の星屑と成り、まさに彼の”ジギー・スターダスト”
何とも素晴らしいコンサートだった。