2025年9月8日月曜日



「リディック」(2004):デヴィッド・トゥーヒー監督作品
確か同じ主人公で前作があった筈だと
でも、前作より遥かに金をかけSFXが凄くなっている。
此の世界はスペースオペラ.要するにSTAR-WARS系の近未来
そのディテールが良くないと野暮ったいB級アクションに成る。
先の「デユーン砂の惑星」(1984)をデヴィッド・リンチが
結構、頑張ったので、その世界を踏襲した此れは
更にヴィジュアルが素晴らしく
さながら”砂の惑星”ならぬ”溶岩の惑星”
火星を想定し昼には人の生きられない高温となる惑星が舞台だ。
アフリカ系とイタリア人のハーフのマッチョ男
ヴィン・ディーゼル扮する主人公リディックは
本能のまま生きる野獣の様な男。収監された
銀河刑務所から脱走、今は懸賞金の懸かった指名手配犯。
タフだが、眼球を取り替えているので暗闇は強いが
明るい所はアウトで普段はサングラスを掛けている。
彼の設定は、たった一人のヒューネル人。
現在、銀河系で圧倒的な力を持つネクロモンガーが
預言者(ジュディ・ディンチ)のネクロモンガーは
ヒューネル人に滅ぼされるだろうと言う予言に怯え
たった一人のヒューネル人のリディックを執拗に追いかける。
その本拠地に乗り込んんだリデックだが
その総督ロード・マーシャルは、
霊体が動いた後に実体が動くと言う幻術使いの様な技を持ち
流石のリデックも敵わ無い。
この辺りのSFXが上手く出来ていて面白い。
とにかく宇宙戦艦ヤマトではないがSTAR-WARSとは一味違う
飛行船デザインや戦闘服にオリジナリティがあり
”レトロ・ヒューチャー”感が楽しめる。





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