23ドキュメンタリー「日系カナダ人物語」
BSトェエルビでオンエアされた此のショートフィルムは
第二次世界大戦時の彼らの苦労が23分では描き切れない程詰まっていた。
米国本土やハワイの日系人が真珠湾攻撃後、アリゾナの収容所に送られ
悲惨な生活を強いられたのは此れ迄も記録映画などで知らされて来たが
カナダもアメリカの友好国だから日系人は同じ扱いをされたと。
しかも此の人は父親が広島からの移民だった。
戦後、家族は広島に戻り被曝直後のその地で
財産はカナダ政府に没収されていたからゼロからスタート。
運よく、医学教育も受けられ、医者として被爆者の治療もして
再び、”自分の故郷はカナダだ”と今はカナダに暮らす
彼の熱い想いが伝わってくる話であった。
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