ジャン=ピエール・レオ(1944〜)
フランソワ・トリフォーが「大人は判ってくれない」で
子役をオーディションした時、誰よりも本気だったと言う
その15歳の映像が残っている!
その後、トリフォー映画の主役、そしてゴダール映画と
ヌーベルヴァーグ映画の中心に置かれた彼の成長を
ずっと観続けた事になる。
此れは「北の国から」「男はつらいよ」と
子役から見続けて来た吉岡秀隆くんと同じ。
あえて”くん”と呼ぶのは彼が、いつ迄も初々しいから。
そうジャン=ピエール・レオは、いつ迄も初々しくは無い。
パゾリーニの「豚小屋」カウリスマキの「コンタクトキラー」
ベルトルッチの「ラスト・タンゴ・インパリ」と
着実にキャリアを重ね、「ルイ14世の死」(2016)では
晩年の太陽王を皺だらけの老人として演じた。
”少年追い易く、学なり難し”では無く
2000年にはセザール賞、2016年にはカンヌ映画祭で
名誉パルムドール賞を受賞している。
現在80歳!まだまだ活躍してくれそうだ。
此方に、そのオーディション
https://www.youtube.com/watch?v=zZ-jeh55h_g
此方には彼のキャリアが
https://www.youtube.com/watch?v=cULFa9L_UW8
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