一発屋=One-hit wonderその８

Video Killed The Radio Star：The Buggles

此の曲は1979年にトレヴァー・ホーンとジェフ・ダウンズのデュオで作られた。

彼らはバグルズとしての活動期間が短いので”一発屋”に入れてしまうが

実はトレヴァー・ホーンは此の後にロックバンド・イエスに加入

”ロンリーハート”のヒットを放ち、その後も最先端録音技術を

使って”アート・オブ・ノイズ”

”グレース・ジョーンズ””フランキー・ゴーズ・ハリウッド”と

”一発屋”どころかヒット”連発屋”彼の手に掛かれば何でも当たる

売れっ子プロデューサーとして当に時代の寵児であった。

 

鰯の開き定食

茄子と舞茸の味噌汁

納豆にはオクラ

漬物は高菜

ちりめん山椒が

チンご飯を活性化

 

金子信雄（1923~1995)

此の役者は晩年、料理研究家としてTV料理番組を持っていた。

アシスタントに東ちづるを従えて

なにやら料理番組なのに好色な雰囲気を漂わせていた。

それもそのはず、彼が映画で演じてた役はスケ平なヤクザの親分

特に「仁義なき戦い」シリーズでは実在モデルの

組長・山守義雄役をレギュラーで演じていた。

それは主演の菅原文太や松方弘樹を操る

影の主役とも云える存在で、此の映画の面白さは

彼が負っていたと云っても云い過ぎでは無いだろう。

私の記憶にあるのは、彼が愛人の爪を切りながら

嘘泣きの涙声で電話をして、言い訳をする場面。

子分を操るのに、義理と人情の裏表を
破廉恥に使い分ける彼の演技力には笑い転げたものだ。
あの三島由紀夫をしてヤクザ映画の傑作
と云わしめた山下耕作監督の「総長賭博」では
主役の鶴田浩二に対して、散々非道な事をしていながら
我慢の限界を超えた鶴田が自分に切り掛かって来たのに
「お前の任侠道はどうなっているんだ？」と罵る
その厚かましさは日本映画史上に残る名場面となった。

しかし、それ以前に
彼のキャリアは日本映画の名作と云われる作品に
数多く足跡を残しているのだ。
「生きる」「真空地帯」「山の音」「浮雲」と
脇役ながら、強い存在感を示し
悪役としては日活アクション映画で

石原裕次郎、小林旭を、とことん虐めるボス役

東映ヤクザ映画では「仁義なき・・」以前から

卑怯な役を演じ続け，終いには

「忠臣蔵」の敵役・吉良上野介まで演じる貫禄と成った。

此のサイトでも進藤英太郎、吉田義夫、山形勲と

悪役俳優を沢山載せて来たが

人間臭さが出て居るのは彼がピカイチだ。

それは彼が、どんな役でも彼なりにカリカチュア
膨らませていたという事だろう。

悪役が強いほど映画が面白く成るとは良く云われるが

悪役が面白いほど映画は完成度が高く成るのだ。

一発屋=One-hit wonderその７

Pop Muzik：M

英国のロビン・スコットの仕掛けた音楽ユニット。

それ以前の音楽を否定するような、全てを削ぎ取った構成は

初めて聴いた時は、クラフト・ワークやDEVOと同じ様な

近未来的な感覚だったが、そのユニットに後にHi-Lifeの

ウォーリー・バダルー等が参加している事が分かり納得した。

それにしても此のヴィデオに登場する彼のチープで謎めいた

存在感の無さは、既に”一発屋”を証明しているかの様。

納豆キムチ・スパゲティー！

朝からやたら暑いので、少し閃いて

茹で置きのパスタをチンして

納豆に白菜キムチを刻み、卵黄を載せてみた。

キムチの辛さが目を覚まさせる。

味噌汁の兄貴に三つ葉と氷を入れて

冷や汁もどき(^^;

 

追悼　名和宏（1932~2018)

実家は能の金春流、だから20歳まで能楽を学んでいた。

デビュー当時は日活で石原裕次郎と張り合う位の二枚目。

その後フリーとなり東映の任侠映画の悪役として

鶴田浩二、高倉健に殺されまくり「仁義なき戦い」では

逆に菅原文太や松方弘樹を殺す血も涙も無い現代やくざの親分を憎々しく演じた。

それでも、私の記憶に間違いが無ければ、

たった１度だけ「博打打ち・総長賭博」で

真っ当なヤクザを好演したのを覚えている。

あの三島由紀夫が絶賛した此の映画は

未だに、そのギリシャ悲劇的な完成度を

高く評価する人も多い。

そんな作品の中で輝いた彼は、若山富三郎と容姿が似ており、

主役も出来る演技力を兼ね備えた俳優だった。

妙な”男の色気”があり、だいぶ前に亡くなった

山形勲の様な役も出来たはずなのに惜しい。

 

一発屋=One-hit wonderその６

Johnny Remember Me(1961)：John Leyton

つい最近、大滝詠一の”さらばシベリア鉄道”で話題にした此の曲。

そのジョン・レイトンは俳優でもあり、あの「大脱走」でも

捕虜達の中で脱走用トンネルのデザイナーとして出演していたらしいが

私の記憶に無い。その後も英米で活動していた様だが

結局は此の１曲のスターであった。

 

気合いの入ったディナー

と言ってもいつものパターンだが

茄子のミックスチーズかけを電子レンジでチン。

ホワイトマッシュルームにセロリなどを刻んで

ヨーグルトマヨネーズカレーソース。

セールのイタリア産のモッツアレッラでカプレーゼ。

モッツァレラと生ハムは外国産に、まだまだ叶わないな。

バジルはうちのベランダの今年初摘み。

ワインはボルドーの赤。よく冷えたと言うか残り。

パスタは生のトマトを使ったナポリタン。

最後まで缶詰のトマトかケチャップを使うか迷ったが、ケチャップで正解。

アンチョビペーストを足してコクが出た。

デザートはスイカと一緒に買って来たサクランボ(o^^o)

 

一発屋=One-hit wonderその５

Days Of Pearly Spencer(1967)：David McWilliams

”パーリィスペンサーの日々”で知られる此の曲は

北アイルランド出身のデヴィッド・マックウイリアムスのオリジナル。

当時としては珍しい電話回線を利用した録音もあり

ドラマチックな仕上がりとなっている。

後日、ソフトセルからソロとなったマークアーモンドのカヴァーも

更にヒットした名曲。

それでも作者デヴィッド・マックウイリアムスは

此れ以上の曲は作れ無かった。

 

昨夜は手作り餃子

だからサラダも胡瓜で中華風

食べる直前に包んで焼くと

外はカリッと中はモチモチのヤツが

出来上がる(^^)

一発屋=One-hit wonderその４

The Captain of Her Heart(1985)：Double 

此れはスイスのフェリックス・ハウグとカート・マルーのデュオ。

ドーブルともダブルと呼ばれた。

所謂、ジャズ・ヒュージョンのジャンルに入る曲だが

ボサノヴァではないが近い軽さのテンポ。

アンニュイなメロディーラインの美しさの魅力

アコーステック・ピアノのレトロな感覚に途中で入る

クールなサックスはクリスチャン・オスターマイヤー。

全てがヒットの要因、でも後が続かなかった。

鯵の開き定食

アサリの味噌汁は３日目

それでも分けていた身は柔らかい。

漬物は茄子胡瓜キャベツの3種即席漬け

納豆は超小粒に茗荷。

我ながら今朝はレベルが高いな

(^^)

 

一発屋=One-hit wonderその３

↑クリック

Wicked Game: Chris Isaak

此の歌手もこれ１曲しかない。

CDを買ったが特に此の曲を越えるものは無かった。

それでも彼は元々歌手ではなく個性的なマスクの俳優として

ジョナサン・デミやデヴィッド・リンチの出演していた。

此の曲のPVをハーブ・リッツが撮ったのを目めた

ベルナルド・ベルトリットが「リトル・ブッダ」に起用

それ以降ヒットはないが再びハーブ・リッツが撮った

”Baby Did a Bad, Bad Thing”は

スタンリー・キュブリック監督の遺作に使用されているが

気がつかなかったなあ。

 

モスコーミュールからスタート！

それからブロッコリーを蒸して

鱈子にマヨネーズ&ヨーグルト・ソース

ついでに茄子にチーズを載せてチン。

後はパスタを茹でてアサリのボンゴレだな

此のアサリ近頃近所のスーパーに出る北海道産

安くて大きい、いや大きいのに安い！

産地偽装ではなくてホンビノスの名称偽装か？

昨日の尾形大作をスタートにして

新シリーズ”一発屋”その２

Wonderful Life：Black

此の彼も此れ以降の曲は知らない。

それでもモノクロのブルース・ウェイバー風の映像と相まって

私の記憶に残った１曲だ。

世の中には五万と歌手が居てレコードを出しても

全然売れなかったのもあるから１曲でもヒットがあれば

幸せな方だと言えるが・・・。

朝からイカ飯！

チンご飯が切れていたので(^^;

味噌汁はモヤシを足して活性化・・・したか？

カボチャのたいたんはデザート代わりにも

 

世界音楽旅行 番外編その27(最終回)

無錫旅情 :尾形大作

行ったこともない地へ音楽で旅する此の企画

そろそろ終わりにしようかと

脈絡の無いジャンルの選択に戸惑われたと思うが

ラストは此れ！

いまだにおじさん達がカラオケ屋で気持ち良さそうに

歌うこれは、中国は長江の河口の無錫を旅する男の話

中山大三郎作詞作曲。

歌うはこれ１発で消えた尾形大作。

演歌歌手として将来を期待されていて

氷川きよしの様な高音が魅力だが

何故か事務所と揉めて、干されてしまったのが残念。

なんと此の歌、中国現地のカラオケ屋に有って

中国語で歌われているらしい。

赤魚の粕漬け定食

茄子と胡瓜の即席漬け

味噌汁の具も茄子とお揚げで赤味噌

納豆には茗荷

 

世界音楽旅行 番外編その25

シンガブーラ : 加藤和彦

ミカバンドを解散してソロになった”トノバン”こと加藤和彦は

作詞家の安井かずみというパートナーを見つけ

そのコンビで作ったのが此の歌。

シンガポール航空のCMソングに使われ、そのリゾート気分は

多くの日本人をも、その地へ誘った。

思えば彼らは、あのヘミングウェイをモチーフとして

「パパヘミングウェイ」「うたかたのオペラ」「ベルエキセントリック」と

次々と異国へ旅のアルバムを作っていたのだったが・・・。

 

ネーションズリーグ2022対中国戦

高さの有る新中国チームに1セット落とすも

データバレーの眞鍋ジャパンは

中国チームのデータを取るために

ワザと捨てたワンセットの様。

その後、見事に修正して連続３セット取り返す。

古賀紗理那に井上愛理沙、林琴奈と

今の全日本女子の強さは本物かも知れない。

世界音楽旅行 番外編その24

Zipangu Boy日本少年 (1976):あがた森魚

居ながらにしての世界旅行を音楽で試みたのが

赤色エレジーあがた森魚の此の２枚組アルバム。

彼の少年時代から始まり海底二万里のネモ船長と旅が始まり

山田長政のシャムへと地理だけでなく歴史の時間旅行へ

自由に世界を飛び回る彼の旅は果てしなく

タンゴに夢中になれば1986年アルゼンチンで「バンドネオンの豹」

その後1999年には再度「日本少年2000系」も出した。

踵の痛みに我慢出来ず下総中山のクリニックへ

レントゲンを撮ったら踵から骨が飛び出しているらしい。

矯正するしかないと体育の跳び箱の踏み台みたいな

ストレッチングボードを勧められる。

その後、ランチは二駅隣の船橋の鰻屋"うなぎや"へ。

噂に違わず、その旨さに踵の痛みも薄れていくよう(^^)