2021年8月18日水曜日

CINEMA JAZZ #34
チャイナタウン(1975) : Jerry Goldsmith
此のシリーズには何度も登場している監督ロマン・ポランスキーが
「ローズマリーの赤ちゃん」以来
ジャック・ニコルソンに招かれてL.A.で撮ったのが此の作品。
レイモンド・チャンドラーの私立探偵を彷彿とさせる主人公に
古き良き時代のハリウッドの闇を捉えた映像(ジョン・A・アロンゾ)に
ジャカランダの花の香りを思わせる音楽は”パピオン”等
メロディー・メーカーの作曲ジェリー・ゴールドスミス。
トランペットの甘く切ないメロディーは
フルオーケストラ・バックに咽(むせ)び泣き、此の物語の
悍(おぞま)しくも悲劇的な結末を予感させる名曲。





 

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