2021年7月24日土曜日

CINEMA-JAZZ #8
土曜の夜と日曜日の朝(1960):John Dankworth
此の頃ドーバー海峡を渡ったイギリス映画にも
”新しい波=ヌーベル・ヴァーグ”は起こっていて
それは”怒れるる若者たち”運動と呼ばれた。
旧態依然の階級制度に縛られた英国若者たちの反乱
をドキュメンタリー風に描くものであった。
脚本は「長距離ランナーの孤独」のアラン・シトリー
監督は「裸足のイサドラ」のカレル・ライス
プロデュースは「蜜の味」のトニー・リチャードソン。
労働者階級の若者が恋人がいながら
週末だけ人妻と不倫することで自らを
解放する生活の破綻を描いている。
此の音楽にジャズ・プレイヤーのジョン・ダンクワースが
起用され英国モダンジャズが
当時の”怒れるる若者たち”の息吹を伝えている。






 

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