2021年7月27日火曜日

CINEMA JAZZ #11
「赤と青のブルース」(1961)Saint-Tropez Blues :Henri Crolla
此の映画は私が高校一年の時に栃木の映画館にやって来た。
海無し県に育った私に、此のサントロペの海の青さは
生まれて初めて見た海、大洗海岸以上に、強烈な印象を残した。
そして此の映画で学校を抜け出しヴァカンスに出かける
マリー・ラフォレとボーイフレンドの自由な青春は
私に受験教育だけの高校から精神的なドロップアウトを決定付けた。
物語の中で彼らが転がり込む海辺の画家のアトリエには
ずっと憧れ続け、今の私の生活のベースになっている。
監督マルセル・ムーシーはトリフォーの脚本に参加しており
作品にヌーベル・ヴァーグの匂いが感じられる。
音楽のアンリ・クロラはイタリア出身のギタリスト兼ソングライター
ジャズにマンボにブルースと
まさに自由で変化にとみ、通して聴いて楽しめる。
「太陽がいっぱい」でも聴けたマリーの透き通った声は
ミントかハッカの様な清涼感があって
夏のカクテルに、とても良く合う。






0 件のコメント:

コメントを投稿