2021年6月28日月曜日

TRAIN  SONG #32
恋の夜汽車:ザ・サイレンサー
1967年頃からベンチャーズやビートルズに影響を受けた日本の若者が
エレキギターでバンドを組んで演奏するのがブームになった。
初めは、先のバンドのカヴァーが主であったが
オリジナルを作るバンドも出来て、それをレコード会社が
プロの作詞作曲家を付けて商品化し、ブームとなったのが
グループサウンズ 略して"GS"。
タイガース、テンプターズ、スパイダースetc。
此れは、先に始まった米国に影響を受けたフォーク・ブームと並行し
入り混じり次第にロックへと変化するまでの短い命であった。
今日のサイレンサーは名古屋生まれのメンバーで結成されたGS
お聴きの様に懐かしい定番をふまえたサウンドだが
キャッチーなメロディとリズムに非凡なものを感じる。
それはその筈、彼らは此の後上京しメンバーを入れ替え
日本のプログレッシブ・バンドの草分け
”コスモスファクトリー”へと変身したのだから。






 

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