2019年8月20日火曜日

CINE CINE JAZZ #8
ZZ #8
女が階段を上がる時 : 黛敏郎
外国映画ばかりを取り上げていたが
モダンジャズを使った映画は日本にも有った。
それも女性映画ばかりの成瀬巳喜男監督作品。
高度経済成長期の銀座のマダムの悲哀を描いた菊島隆三脚本&製作。
菊島は黒澤明映画にも脚本参加しているが、
この様な女性心理を描くのも得意だった。
主人公のセンスの良い着物は主演の高峰秀子が自ら選んだものとか。
此れに黛敏郎が書いたスコアは、
その頃輸入されてたフランス映画の影響もあるが
今、聴いて何の遜色も無いクールジャズ。
だから従来の成瀬作品と一味違う
当時の社会風俗性を感じさせるなものとなった。
ヴィブラフォンは誰がプレイしているのだろう?


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