Sanson and Delilah(1949) :Victor Young
ヴィクター・ヤングは米国の作曲家だが
ハリウッド映画の作曲家の多くがそうである様に
東欧移民の末裔ポーランド系ユダヤ人である。
そして彼自身がヴァイオリンの演奏家であるので
”屋根の上のヴァイオリン弾き”では無いが
東欧やユダヤの物悲しく美しいスコアを多く書いた。
此のスペクタクル映画の先駆けとなった
セシル・B・デミル監督の「サムソンとデリラ」でも
旧約聖書の物語に、それまでのアメリカ映画には無かった
エキゾチックなメロディが使っている。
そのアレンジもリムスキー=コルサコフの
”シェヘラザード”の様にハープを起用
それはスピルバーグの「 E.T.」でジョン・ウィリアムスへと
受け継がれている。
E.T. : John Williams
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