2018年5月18日金曜日

君を送った帰り道 (1960):小坂一也
カントリーからロックンロール歌手となった彼は
此処では青春を歌う歌謡曲歌手になっている。
当時、有楽町日劇でウエスタン・カーニバルと名を付けたものの
その実、ロックンロールのコンサートが公演され
ミンキー・カーチス、平尾昌晃、山下敬二郎に
三人ひろしと呼ばれた
井上ひろし、水原弘、かまやつひろし、守屋弘で
(それは適当に入れ替えられたが)
彼らはロックから次々と歌謡曲へと転向した。
小坂一也は木下恵介作品に数多く起用され
此の歌ではセリフまで入り、その演技力の確かさを示している。
彼の演技は、日本人らしい”照れ”に”はにかみ”
そして”哀愁”を漂わせ
晩年まで、名傍役としてTVドラマに映画で活躍した。





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