2018年2月1日木曜日

ジョルジュ・ドルリュー作曲集その21
「サンスーシの女」(1982)
此処で又ドルリューの年表は戻るが
どうしても外せない作品が此れだ。
女優ロミー・シュナイダーの遺作。
第二次世界大戦下、ナチスに翻弄される
薄幸な女性を2役で演じた。
彼女は映画でも悲劇のヒロイン役が多かったが
実生活も幸せとは縁の無い女性であった。
二度の離婚、前夫の自殺、
アラン・ドロンとの婚約解消に腎臓病
そして息子の事故死が次々に彼女を苦しめ
ついには睡眠薬の大量摂取
此の作品の完成直後に43歳の若さで亡くなっている。
ドルリューは、それを予感していたかの様な
悲しみのシャンソンを此の作品に付けた。
コチラの映画のワンシーンが泣ける。




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