サトウハチローの世界
麗人の唄 河原喜久恵
彼の父親は作家の佐藤紅緑
その作品「麗人」の映画化(1930)の主題曲として
これは作られた。
息子のハチローは作詞家を始めていたが
レコード化して売れたのは初めてだった。
”綺麗なバラには棘がある、綺麗な男にゃ罠がある”の
フレーズが”麗人”今でいう”イケメン”に
同じ男しての嫉妬も含め、実像はこうなのだと暴いて面白い。
実像といえば父・紅緑は早めに家庭を捨て
それに反発する様にハチローも放蕩を重ね留置所から
当時感化院の在った小笠原の父島へ。
そこで詩人の福士幸次郎と出会い影響を受けたらしい。
その後、福士の紹介で西条八十の門下生となり
童謡や小説を描き始めた・・・続く。
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