ケルト音楽#5
Greensleaves:Milladoiro
亡くなったデビー・レイノルズを忍んで
彼女が映画「西部開拓史」で歌った曲”グリーン・スリーブス”
再びスペインのケルト・グループ、ミジャドイロが演奏している。
私の此の曲のコレクションは28人のカヴァー
かなり昔からケルト人の間で歌い継がれた此の曲は
海を渡り、今でも様々な人々の心を和ませている。
それでも此の曲のエピソードは可成り複雑だ。
歌詞は英国国王ヘンリー8世が
後に王妃となるアン・ブーリンを誘惑したが拒絶されたという
内容が織り込まれている。
しかし、それとは別に曲の題名の”グリーン・スリーブス”は
娼婦が野原で交わり、その袖に付いた草の意で
俗に、ふしだらな女性を”緑の袖”と呼ぶそうな?
又、、英国では妖精や死者が纏う服の色が緑で
そうなると私の恋人が死んでしまったという哀しみを
歌っている事になるらしい。
一体どっちなんだと云いたいが本当のところは
記録に残っていないので解らない。
まあ、どちらにしてもメロディの美しさが
此れだけ長く歌い継がれる理由だろう。
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