2016年9月12日月曜日

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buriad duu - Т. Наранцэцэг - Эжымни
タイトルを見ても、モンゴルのキリル文字は
何の事やら、全く解らないが
ミュージック・ヴィデオは良く出来て
映像を観ると内容は、だいたい把握出来る。

上の曲は、生まれて直ぐ死んだ母を
知らない娘が、自分も母に成る時
その想いを感じる歌である。
母が幽霊になって幼い娘を見守る姿が切ない。

一方コチラの曲は母親の手1つで育てられた娘が
兵士と恋に落ちて結婚するが
夫は戦死してしまい、生まれた子を1人で
育てて行く哀しい歌。
最後に作者が自分の母の写真を載せている。

此の二つのヴィデオは、何度観ても泣けてしまう。
モンゴルは音楽だけでなく
感性も我々日本人に近いのかも知れない。
此のヴィデオに出て来た場面で
出征する夫を見送る妻が柄杓で、かけていたのは馬乳酒。
旅立つ人の無事を願って行うモンゴルの仕来り。
昔、ウランバートルで買って来た私の此の絵にも
その情景が描かれている。
何時の世にも戦争はあり、男たちは
勇ましく出て行くが、泣くのは残された女たちだ。

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