2016年9月29日木曜日

ミシェル・ルグランの映画音楽
華麗なる賭け(1968)
「シェルブールの雨傘」で世界的に才能を認められたルグランが
いよいよ、ハリウッドに招かれての最初の作品。
スティーブ・マックイーンにフェイ・ダナウエーと人気スター競演に
「ブリット」の刑事が完全犯罪を狙う泥棒
「俺たちに明日はない」の強盗女が保険調査員と
全く逆の設定のヒネリを効かし
「夜の捜査網」で絶好調の監督ノーマン・ジュイスンの
斬新な演出は、まさに華麗なる画面の連続。
それを更に華やかにしたのが、ルグランのゴージャスなジャズ。
上のヴィデオのロマンティツクな主題歌は
ルグラン独特の音符の刻み、それはフランス語しか合わないか?と
思いきや、英語でも充分その魅力を発揮する事を証明した。
此の曲はジャズ・スタンダードとなり、その後
沢山の歌手にカヴァーされている。
そう、ルグランの映画主題歌は此の後も
悉くスタンダード・ジャズに成ってしまうのだ!

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