伊豆のブイヤベース
本場フランスのマルセイユには
”ブイヤベース憲章”なるものが有って
魚は決められた4種なるものを必ず入れるらしい。
でも伊東とは当然、採れる魚も違うから無理。
昨日は地物の”むつ”をベースにバーレインの蟹
台湾のイカ、そして韓国のアサリと国際色ゆたか。
”むつ”は予め塩をして腸を抜き臭みを消し
ニンニクをしいた鍋で炒める。
そこへ湯を足し上の材料を投入、色が変わったら
アサリなど固く成り易い物から引き上げる。
その頃は”むつ”もクタクタに成っているから
それを濃し、骨を取出す。面倒だが此の作業をすると
スープの舌触りが良く成る。
次にカット・トマトの半缶、玉葱の刻んだのや
ピーマン、オクラ等を足し、野菜の風味も加える。
此の辺りで白ワインやアンチョビ等で味を整え
高級香辛料サフランやアニス系のペルノ酒を少々
先に取出した蟹等を戻し温めたら完成。
まあ、なんちゃない日本の”寄せ鍋”と一緒(笑)
最近はスーパーに”ブイヤベース用”と素材を
盛り合わせたのが魚売り場に在るが
何を入れるか?自分で決めるのが楽しいのだ。
部位やべーっす!(キリッ
返信削除幾つかの素材の出汁の相乗効果ですよね、足を引っ張らない組み合わせが腕の見せ所かしら?
”寄せ鍋”とは又違った濃厚な味は
返信削除やはりフランス料理ですね。
「陽のあたらない料理人」の原作を書いていた
グルメの故・葉月氏が以前、宇佐美に来られた時
此れを褒めてくれたので自信を持ってます(笑)
流石です、そう言った評価嬉しいですね。
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