世界バレー・リオ五輪最終予選
対タイ戦
これまで殆ど負けた事のない相手だが
タイはヨーロッパのリーグにチーム全員が
出稼ぎしているベテラン揃い
何時の間にか個人の技を磨き、繋ぎも
見違えるほど巧く成っていた。
日本がタイ等に負ける筈は無いと思っている内
絶えず試合はタイにリードされ、先に2セットも奪われる始末。
どうしたニッポン?メダルどころか此れではリオにも行けない
ヤバイ!と私の心臓がドッドッドッと不整脈を打ち始めた。
しかし前夜の小指の怪我をもろともせずの
木村沙織とチームが一丸となり1.4セットと奪い返し
勝負の最終セット。
此処でもタイに12−6と大きく得点を先攻される。
フルセットは15点取られると負け。
まったくの崖っぷち、まさに土壇場。
そこで踏ん張ったのはキャプテン木村と天女・迫田。
難しい2段トスや、タイのブロックをモノともせず
気合いで打ち抜き、どんどん差を詰め
敵の監督の執拗なクレームに
審判からレッド・カードの2点追加という
天の助けもあり、日本は同点に追いつき
ついに逆転。
既に”リオでバレーを引退する”と表明している木村沙織
此処で総てを終わらせたく無い!という彼女の執念が
リオへの望みを繋いだと云えるだろう。
最後の1点はロンドンの銀メダルと同じ
迫田さおりの美しいバック・アタック。
まず若いセッターの宮下遥が泣く、それに続く
全員の目に涙、勝利インタビューに監督・真鍋の声も震える。
それは苦しかった試合内容を物語るものであった。
しかし泣くのは、まだ早い。
強豪イタリア、オランダとの、もっと厳しい試合が
待っている。
がんばれ日本女子バレー!

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