2016年3月1日火曜日

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十九の春:朝崎郁恵
此の歌は沖縄民謡だ。
ルーツは明治末期に流行ったラッパ節らしいが
九州の炭坑労働者として出稼ぎに来ていた
世論島や奄美大島の人々が持ち帰り
そのメロディに独特な歌詞が出来上がった。
京都生まれながら沖縄に興味を持った
中江裕司監督が此の歌の歌詞のまま、
映画「ナヴィの恋」(1999年) として映画化した。
”おいらくの恋”を描いた此の作品
歌とともに不思議な魅力が有るのは
”もとのワタシにしておくれ・・・”と
冗談めかしてはいるが
そこに、結ばれなかった男女の未練
叶わぬ想いが切なく描かれているからだ。
それが、時を超えて愛される理由だろう。

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