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童謡に”浜千鳥”という似た題名の歌が在り
歌詞も似ているが、こちらは奄美民謡。
昨日に続いて朝崎郁恵の歌唱。
彼女が子供の頃、奄美で母から聴いたと言う此の曲
日本古来の5音階の単調なメロディの繰り返し。
しかし、それが現代日本人の心に
眠っている郷愁を誘う。
その”こぶし”と呼ばれるアジア独特の
泣く様な謡い方は
森進一や都はるみが、演歌でよく使っている。
でも朝崎郁恵のそれは
奄美のガジュマルの木の様に根が深い。
彼女が血の中に持っているものなのだ。
それは、現代では奇跡と云えるもの。
それにしても此の歌詞のなんと切ないことか・・・。
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