シリーズ”踊る宗教”
画像をクリック
バリ島のケチャ(Kecak)
インドからインドネシアのバリ島に伝わったヒンドゥー教は
独自の展開をし、祖先の霊を招く為
呪術的な舞踏を伴う様になった。
1920年代、此の島で映画「悪魔の島」を撮った
ドイツ人監督ヴィクター・フォン・プレッセンに
協力したドイツ人画家、ヴォルター・シュピースが
それまで規模の小さかった此の舞踏と音楽に
スペクタクルな映像的効果を高めるため円形状の配置と
それまで打楽器の伴奏を伴っていたガムラン音楽を
集団の男声合唱のみ(アカペラ)とした。
此れが今のケチャ様式である。
つまりバリの伝統芸能と云えど、実は日が浅いのである。
それでも、生で此の儀式を観賞すならば、
誰もが、その集団トランス状態の迫力に圧倒される筈。
それは此の島が1年中、つまり365日
何かの祭日と成っていて、それを祝う彼等が
熱心なヒンドゥー教徒だからだ。
島の至る所に神を祭る祠が在り、捧げものが置いて在る。
ケチャは打楽器の様に声の高さを変え
リズムも絶妙な変化を付けて進められる。
此のレベルの高い男性合唱は、振付けも含め
小さい頃から自然に親から習い、
地域ごとに組織化された”連”の様なものだろう。
それは又、今、彼等にとっては祈りだけではなく
貴重な観光収入源でもあるのだから。


此方に書いたつもりが、間違って最新の方へコメントしちゃってます、すみません。
返信削除彼らは新宿西口広場でライブやりましたね。
返信削除高層ビルの麓のパフォーマンスは
バリとは別の迫力が有りそうですね。