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ブーベの恋人 :カルロ・ルスティケッリ
此の映画は日本で大ヒットした。
主演のクラウディア・カルディナーレの
相手役に「ウエストサイド物語」のジョージ・チャキリス。
彼も日本では絶大の人気が有った。
しかし、それ以上に当時の日本で
カルロ・ルスティケッリの名は
「死ぬほど愛して」のイタリア映画音楽作曲家として
知らない人は居ないくらい有名だった。
此の映画は戦犯として刑務所に入った彼氏を
ひたすら待つ1人の女性を描いたもので
今見れば古いタイプの映画だが日本人好み。
メロディーもセンチメンタルでやるせない。
そんな映画は此れを最後に減って行き
カルロ・ルスティケッリの名も
イタリア映画の衰退と共に忘れられて行った。
だいぶ後にハリウッドが彼に触手を伸ばし
ビリー・ワイルダーの作品等で起用されたが
主題歌がヒットするほどの魅力は無くなって居た。
高校生の頃、友達が此のサントラを一早く買い。
その家の縁側の電蓄で良く聴かせてもらったものだが
彼は、まだ元気だろうか?
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