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プラトーン Platoon (1986):Georges Delerue
昨日と同じくベトナム戦争をテーマに
オリバー・ストーンが監督した作品。
フランスの作曲家ジョルジュ・ドルリューが音楽を担当
彼のオリジナル・スコアは無いが
映像と音楽の相乗効果を知り尽くした彼の編曲で
当時流行していたアメリカン・ポッスが散りばめられ
画面にドキュメント感が漂う。
そしてクライマックに使われたサミュエル・バーバーの
「弦楽の為のアダージョ」が
此の映画の主題を、くっきりと浮かび上がらせている。
あの戦争に軍の偵察隊員として参加していた
監督オリバーの実体験に基づく
米軍内部の麻薬汚染、兵士同士の殺人、誤爆は
あのベトナム戦争の真実そして、その意味を問うている。
此の作品は、その年のアカデミーそして
ゴーデン・グローブ作品賞に輝いた。
「ディア・ハンター」「地獄の黙示録」と並び
ベトナム戦争映画の傑作とされる。
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