2015年6月18日木曜日

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The Ventures- Tabou
そんなワケで今日の”タブー”はザ・ベンチャーズ。
でもYouTubeには、此んな変な映像しか無いのは何故?
基本的に彼らは”ウォーク・ドント・ラン”や
所謂サーフィン・ミュージックからスタートしているので
此の”タブー”に、彼らのオリジナリティは認められない。
それでも来日公演はペレス・プラードの3倍。
しかし米国本土では、さほどの人気は無かったのが不思議。
こう云う例を”ビッグ・イン・ジャパン”と
音楽業界では云うらしい。
その頃ギターと云えば”禁じられた遊び”位しか
弾かなかった日本の若者たちが”テケ・デケ・デン”と
爆音に目覚めたのはイギリスのビートルズより
こちらベンチャーズの方が先だった。
私は中学生の頃、質屋の息子の家の2階に在った
質流れらしい巨大なスピーカーで此れを
聴いたのが初体験、それは驚いたのなんの。
彼等は日本に定住こそしなかったが、足繁く通い
日本人に受けるメロディーを覚えてしまい
「二人の銀座」「北国の青い空」「京都の恋」と
歌謡曲の様なヒット曲を連発した。
その功績を讃え、天皇陛下は旭日小授賞を与えている
というのがオチ。

2 件のコメント:

  1. 大阪のボディボーダー2015年6月18日 14:24

    こんにちは…今日はベンチャーズですね。何年か前に、一回ぐらいはライブを観ておこうと友人に誘われて西宮市民会館というローカルな所へ行きましたが、中々演奏はちゃんとしてました。お客さんはほぼ満員で見渡す限り70代前後が大半でしたが、終盤にかかると最前列の10人ほどが立ち上がり、みんなお揃いのメンバーの名前入りジャケットを着てペンライトを振り始めたのにはぎょっとしました。氷川きよしのノリでした。会場の中でその一角だけが盛り上がって異様でしたが、ファンクラブの決まりなんでしょうね。

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  2. 加藤和彦氏が元気な頃
    一緒に仕事をしていて
    彼が彼等のプロデュースをした
    「カメレオン」というアルバムを
    貰いました。
    彼等はスタイルを変えなかったと言うか
    やらない事で生き残りましたね。
    エレキは様々に変化したので
    明日からはエレキ版”タブー”
    15組から、何れを選ぶか悩む処です。

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