2015年3月5日木曜日

番外・スペクタクル映画
大勢の兵士は出て来ないが
沢山の恐竜が出て来たら、それはスペクタクル=見世物と成る。
まして化石でしか観れなかったものが
アルに生きて人間を襲って来るのだから。
ジェラシック・パークⅢ
前2作はスピルバーグが自分で監督していたが
此れはジョー・ジョンストンにその座を譲り
彼は総指揮に回ったので所謂シリーズものの弱さ
マンネリにならず、冷静に”怖さ”が追求され
次から次へとサスペンスが続き、飽きさせない作品と成った。
閉鎖されたジェラシック・パークを訪れた彼等が目にしたものは
人間不在の恐竜天国・・・いや天国どころか地獄だった。
南海の孤島に取り残された、其処は弱肉強食の世界
強い恐竜が、弱い恐竜を食い殺し生き延びていた。
上に登れば、大きな鳥小屋と思ったものは翼竜の檻。
霧の中からラドンの様な翼竜プテラノドン。
その爪に鷲掴みにされ、宙を運ばれ、その雛たちの巣へ
そこには腹を減らし嘴を大きく開けた雛達が・・・と立体的に
恐怖を味わえる此の作品は正に最恐のテーマ・パーク
ジェラシック・パークのリニューアル。
デビュー作「ジョーズ」の恐さから比べれば
浅草花屋敷と東京ディズニーランドぐらいの差は有るかも(笑)
まあ恐竜たちの動きのリアルさも
C.G.は数段進歩しているから当然の事だね。

0 件のコメント:

コメントを投稿