2015年3月11日水曜日

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シューマン:はじめての悲しみop.68-18
シューマンが自分の娘マリーの為に
書いたと言うピアノ曲。
此の曲、武満徹が映画「二十一歳の父」で使った。
曾野綾子が当時の高度経済成長に落ちこぼれた
一人の青年の挫折を描いた小説を中村登が映画化
はじめての悲しみに耐えきれず自殺する青年の
気持ちが伝わり、心を揺さぶられた。
映画ではギターがメロディを奏でていたが
オーケストラとの武満のアレンジが素晴らしく
後に彼の映画音楽アルバムの解説を読むまで
オリジナル・スコアと思っていた。
名優・山形勲や高橋幸治に岩崎加根子そして山本圭
そして後半にメロディも少し出て来る。

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