HOUSE OF BLUES
正確に云えば此れは本では無くてCDである。
しかし、そのブックデザインが素晴らしい。
米国のルーツ・ミュージック”ブルース”の
コンピュレーション・アルバムだが
アルバート・キングやマディ・ウォーターズそして
ココ・テイラー等のスター達を写真入りで紹介している。
此れを見つけたのは、L.A.はサンセット通り。
気が付かなければ車はアッと云う間に通り過ぎてしまう外観
トタン屋根に錆びたブリキの小屋は
米国南部ケイジャン・スタイルと云うが
どう見ても、只の物置にしか見えない。
ところが処が中に入れば・・・
1階はレコード&CDにブック・ショップ
其処で上の用なブルース類のCDを売っていて
更に奥の階段を下りると
此の様なアメリカン・フォーク・アートのギャラリー。
彼等の音楽同様、祖国アフリカのそれに近い素朴さと
強烈な色彩が魅力だ。
更に階段を下りると、其所はブルース専門のライブ・ハウス!
裏から観ればL.A.ハリウッドの崖を利用して
斜めに立てられた3階以上の大きな建物だったのだ。
コンサートを観に来る時は脇の道を下りると
大きな駐車場が下に在り、入口も其所に在る。
丁度その夜、ブルース・ハープの
ジェームス・コットンが出演のポスターを壁に見付け
改めて夜になってから出直したら
前座にギターを弾いていたのが映画「ブルース・ブラザース」で
アレサ・フランクリンの女房の尻に敷かれていたマット・マーフィー。
後から出た大御所ジェームス・コットンとのセッションが
生で観られたという幸運。
此の本を開く度、その時の興奮が蘇る。
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