仲代達矢(1932~)
彼を銀幕にデビューさせたのは黒澤明と
思っていたが、それ以前に小林正樹や市川崑そして
成瀬巳喜男の作品でニヒルで“危ない”
日本版アプレゲールとして脚光を浴びていたのだね。
それでも三船敏郎の敵役として「用心棒」で
時代劇なのにマフラーを巻き、ピストルを持たせ
西部劇の様な宿場町に渾然と現れた姿が
何とも格好良かった。下にその時の写真があるが
彼の日本人ばなれした、眼光の鋭さに
目を付けたクロサワは流石だ。
「用心棒」(1961)
此れ以降、彼は日本映画全体の主役として君臨し
演劇界でも俳優座出身ながら
「無名塾」を主宰する確固たる地位に居る。
そして同じく、クロサワ作品でブレイクしたのが
山崎努(1936~)
俳優座養成所を経て文学座から劇団雲と演劇畑を歩んで来たが
仲代と同じで、映画「天国と地獄」の誘拐犯役から人気が出た。
「天国と地獄」(1963)
その人相の悪さは仲代以上だが
確かな演技は存在感があり
様々な日本映画の重要な役を演じている。
TVやCMにも引っ張りだこで
最近では「おくりびと」の演技が印象に残って居る。





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