2015年2月5日木曜日

親分格
 天王寺虎之助
悪人ながら間の抜けた此の顔の役者は
「悪名」や「座頭市」で良くみかけたが
生年月日は解らない。
デビューは松竹で宝塚、日活、東映と渡り歩き
狡賢く頼りない親分を演じた。
バイオグラフィーでは1970年の「女の警察」が最後だから
恐らく、もう星になったろう。
 富田仲次郎(1911~1990)
東宝をベースに黒澤作品や怪獣映画にも出演
時代劇、現代劇を問わず様々な親分格の悪人を演じ
TVでも「キーハンター」「水戸黄門」等
引っ張りだこの悪役人生であった。
ウチの近所にそっくりな人が居るんだ(笑)

見明凡太朗(1906〜1992)
戦前(1926)の日活からスタートし、
「カルメン故郷に帰る」「足にさわった女」「晩菊」
「幻の馬」では主役を演じ
「赤線地帯」「大菩薩峠」「黒い試走車」「白い巨塔」と
文芸作品に名を残した。
だから悪役専門だったという訳ではない。
バイオグラフィーを見れば
松田優作の「最も危険な遊戯」(1978)が遺作か?

 守田学哉
此の役者も、いつも偉そうに百姓や村人を虐める
悪い代官役の多かった。
勝新の「座頭市」「悪名」
雷蔵の「若親分」「陸軍中野学校」と
殆ど大映専属のようだったが
大映倒産後は、その悪役の実績を買われ
東映「仁義なき戦い」の新シリーズに呼ばれている。
深作欣二の「人生劇場」(1983)が最後だから
彼も星になって居るだろう。

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