二枚目崩れ
誰も悪役がしたくて俳優に成った訳ではないだろう。
彼等は、どちらかと云えば二枚目
その甘い顔で楽な生活が出来たはずなのだが
何処か悪の道?に入り、裏街道をまっしぐら
その強い目力(メジカラ)で主役を威圧して
とことん憎まれる事で自分の存在感を主張した。
今日は、そんな俳優3人。
青木義朗(1926~2000)
此の俳優は結局一度も映画会社の専属には成らなかった。
それでも東映の時代劇、日活のヤクザ映画でチンピラでは無く
幹部的な役を多く演じたのは、ドスの効いた声と
その鋭い目付きからだろう。
TVでも「大江戸捜査網」「水戸黄門」「暴れん坊将軍」と
様々に役を変えては悪事を働き、主人公に殺されまくった。
それでも東映の時代劇、日活のヤクザ映画でチンピラでは無く
幹部的な役を多く演じたのは、ドスの効いた声と
その鋭い目付きからだろう。
TVでも「大江戸捜査網」「水戸黄門」「暴れん坊将軍」と
様々に役を変えては悪事を働き、主人公に殺されまくった。
田中 浩(1934~1993)
此の俳優は「わんぱくでもいい・・・」のフレーズで
ハムのTC-CMで顔を売ったが、やはり目力が強過ぎて
悪の道に入ってしまった(笑)
三船プロ製作の時代劇を中心に活躍し
三船敏郎の「レッド・サン」等に出演している。
三船プロが倒産した後はTVの時代劇
「大江戸捜査網」「大岡越前」「桃太郎侍」「暴れん坊将軍」と
ほぼ上の青木義朗と役は被っていたが
ほぼ上の青木義朗と役は被っていたが
刑事物「大都会」「西部警察」でも様々な悪役を努めた。
名和宏(1932~)
彼は存命だから写真はカラー。
実家は能の金春流、だから20歳まで能楽を学んでいた。
デビュー当時は日活で石原裕次郎と張り合う位の二枚目。
その後フリーとなり東映の任侠映画の悪役として
鶴田浩二、高倉健に殺されまくり
「仁義なき戦い」では逆に菅原文太や松方弘樹を殺す
血も涙も無い現代やくざの親分を憎々しく演じた。
それでも、私の記憶に間違いが無ければ、たった1度だけ
「博打打ち・総長賭博」で鶴田浩二をかばう
とても良い役を好演したのを覚えている。
あの三島由紀夫が絶賛した此の映画は
未だに、そのギリシャ悲劇的な完成度を高く評価する人も多い。
そんな作品の中で輝いた彼は
若山富三郎と容姿が似ており
主役も出来る演技力を兼ね備えた俳優なのだ。
しかしTVの時代劇では、上の2人とほぼ
交代で似た様な貫禄ある悪役を演じている。
彼等を敢えて此のシリーズの”親分格”に入れなかったのは
”男の色気”が強いから(笑)




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