15年春高バレーに超大型新人選手現れる。

宮部藍梨（みやべあいり）

大阪は金蘭会高校バレー部の１年生

ご覧の様な褐色の肌と長い手足は

ナイジェリア人の父と日本人の母を持つハーフゆえ。

年齢は16歳、身長は182cm、最高到達点が

驚異の3m6cmのジャンプ力。

今大会、優勝候補の熊本信愛女学院の古賀紗理奈を

打ち破って決勝に進出
同じく決勝に勝ち進んだ大阪国際滝井高校に勝って
総体、国体と三冠を制した。

中継アナウンサーをして”藍梨（あいり）劇場”と云わしめる

その大活躍には目を見張るものがあった。

既に此のサイトでも紹介した古賀紗理奈と並び

彼女は”東京オリンピック”の
最有力選手候補「Tean CORE」に選ばれている。

ただし私の見た限り、アタック＆レセプション万能の

木村沙織タイプの古賀紗理奈とは違い

金蘭会の”鉄板”３年生レセプションに守られて

攻撃だけを自由に出来る今の状態でのアタッカー

”ハイブリット-6”を掲げる真鍋監督の全日本に

加入した際、まず彼女の守備の弱さが問題となるだろう。

それはそうとして映画ファンなら

彼女の顔に想い浮かぶ女優が居るだろう。

J・P・メルヴィル監督の「サムライ」でデビュー

アラン・ドロンをかばうピアニスト役で

強烈な印象を残したハーフ女優、

フランスでは”カフェ・オレ”と呼ばれた

カティ・ロジェ（1945〜2004）

1945年仏領インド諸島グェドルーブ生まれ

その後もメルヴィル映画の「シシリアン」や

ロベール・アンリコの「ラムの大通り」等に出演したが

「サムライ」程の良い役は付かなかったようだ。

フランス映画のマニアの間では伝説の女優だったが

調べたら、とっくに亡くなっていた、うっう（涙）

おっとバレーから、だいぶ話が逸れたが

今回の春高バレーを見て活躍した選手は
皆、170cmまで届かない小さい選手ばかり

今、世界女子バレー界は2m以上の大型選手が主流だから

先の東京オリンピックが何とも心配な状態

此の宮部藍梨の様な大型選手の登場が望まれる。

出て来いノッポの女の子！