TVドラマ・ドクターX〜外科医・大門未知子
このドラマが今年のTVドラマ視聴率1位となったそうだ。
さもあらん、とにかく面白くて
滅多に日本のTVドラマを観ない私がハマッたくらいだから。
別に主役の米倉涼子のファンではないが
その周りに今をときめく名脇役を配して
それが又良い脚本に水を得た魚の様に遊んで芝居するから
こんなに此の役者巧かったかな?と思う程。
特に最終回の岸部一徳や高畑淳子の渋い演技には泣けた。
それと東側の医師軍団に遠藤憲一、勝村政信、鈴木浩介
西側の西田敏行、そして途中で飛ばされた伊武雅刀と
皆、それぞれ肉付けされた怪しげな人間味に
リアリティが有って本当に面白かった。
おそらく収録現場のテンションも
相当高かっただろうと想像する。
特に後半乗り込んで来た関西側の医師役・古田新太の
悪役ぶりはツボを得て居て
此の関西の役者の底力を見せられた様な気がする。
此れだけ皆、はしゃぐ様に演技合戦をしている中で
一人ノリ遅れていたのが、云っては悪いが
ソフトバンクの”犬のお父さん”で返り咲いた北大路欣也。
まさに犬と同じ様に表情がワン!パターン。
「子連れ狼」の拝一刀の睨み目線で通しまくり
同じ様に総長役を怪演していた伊東四朗の
爪の垢でも飲ませてやりたかった。
それでも脚本が良いのでドラマは回を追うごとに盛り上がり
結果、先の視聴率トップと成った訳である。
それにしても凄いのは此の岸部一徳のステップ!
タイガース時代の”シー・サイド・バウンド”を思い出した。
メロンと請求書を持って登場する度に笑い転げた。
何処で此の役者は”化けた”のだろう。
「相棒」が詰まらなくなったのも彼が殺されて
シリーズから消えたからだと云う人も多い。
とにかく今、人気実力ともイチバンの怪優かもしれない。
米倉涼子を宇宙に飛ばしたエンディングの意外性と云い
本当に面白い作品は、それだけの人気を得ると云う事だ。
その裏には
”群れを嫌い,権威を嫌い,束縛を嫌い
専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけが彼女の武器で
現代医療制度の荒廃と病院の腐敗に敢然と戦う
一匹狼のヒロインの格好良さが受けたのだ。




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