2014年7月13日日曜日

2014エリツィン杯 - 対ロシア戦 
暫くニュースも入って来なかったので
此のコーナー久しぶりの更新。
だいたい、ブラジルWサッカーの話題ばかり
ロシアで此んな試合をやっている事を
何処も取り上げてくれない!
それでも全日本女子はブルガリア、アフガニスタンを破り
準決勝へと進んで対ロシア戦。
トルコ・リーグから木村沙織は古巣の東レへ戻り
現役引退を決意していたリベロの佐野がカムバック。
Vリーグ優勝・久光の立役者・サウスポー長岡もレギュラー。
流石に体力が落ちて来た木村に代わり、江畑が日本のエース
心配なのは同じくロンドンのヒロイン・迫田が故障?
相変わらず勝負強い新鍋が好調、
さらに山口、石田とアタッカー陣は豊富。
司令塔・セッター竹下の代わりを中道がつとめ
相変わらず補えないブロックの穴を、
新人で長身のセッター宮下がカヴァーすると云った具合。
どうしようもないミドル・ブロッカーの弱さに
監督・真鍋はバレーの常識を破り
2人居る筈のミドル・ブロッカーを
”MB1”つまり1人にしてしまった。
それも今回は大人しい岩坂に見切りを付け
積極的な新人・大野果奈を抜擢。
その新体制が、どれだけ世界で通用するか?
いや、もうその戦術しか無いと
練習は重ねて来た今の全日本。
先の2試合は順調に勝ち進んだが流石ホームのロシアに
2-3のフルセットの末、破れてしまった。
問題は従来通り、ブロックの弱さ
竹下と同じ背の高さの中道はトスの正確さ
ゲームメイクの巧さでは今の全日本のセッターではトップ
しかし"MB1"で更にブロッカーを減らした
現体制に彼女は絶好の標的となってしまった。
それでも監督・真鍋の考えは
まずブロックよりもアタッカーの数を増やし
先に点を取る事。
此れが全日本オリジナル!
もう、リオで金メダルを取るには
此れしか無いと決めた様だ。
世界中、何処もやっていないから
攻め方も無限にある。
相手チームは見た事も無い攻撃に戸惑うはず。
しかし同じパターンは読まれるから
絶えず進化させなくてはならない。
そんな難しい作戦を選んだ全日本の道は険しい。
次はオランダと3位を争う。
頑張れ全日本女子バレー!

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