2014年6月29日日曜日

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Billy Eckstine -Laura
フランク永井は名前の由来フランク・シナトラでは無く
褐色のシナトラと呼ばれた此のビリー・エクスタインの
歌い方をモノにしたと私は思うのだ。
彼の声量の見事さは、トランペットも演奏し
自分の楽団を持っていた。
その頃は自分が歌う時、デビュー当時のマイルスを
代わりに伴奏させていたと云う贅沢。
しかし当時流行のジャズ・ビバップ好きが高じて
スイングしまくり彼は”スキャット”ばかり
バラード等は二の次、客が離れて
楽団としては経営困難となり解散。
それで又ソロとして歌に専念し、人気を吹き返したとか
とにかく選曲からアレンジのセンスは抜群で
少し聴いただけで、その頃のハリウッドの匂いが醸し出される。
此の”ローラ殺人事件”など
”フィルム・ノワール”の世界が蘇って来て
ゾクゾクしてしまう。

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