2014年5月21日水曜日

アラン・パーカー作品集
今、BSで彼の「ミシシッピー・バーニング」を放映中だ。
彼が映画に、かかわったのは「小さな恋のメロディ」の脚本から。
子供達だけのミュージカル「ダウンタウン物語」で監督デビュー
だからメルヘンチックな物が得意かと思えば
「ミッドナイト・エクスプレス」という麻薬終身犯の脱獄という
凄まじくシリアスな作品でアカデミー6部門ノミネート。
ピンク・フロイドのアルバム「ウォール」の映画化
見せたイメージの豊かさと力強さは
監督としての才能が底知れない事を実証した。
あのマドンナのご指名でミュージカル「エビータ」の映画化も
ソツ無くこなし、音楽と融合させた
「コミットメンツ」のダイナミックで美しい映像は
まさにミュージック・ヴィデオ時代の魁(さきがけ)と云えるだろう。
しかし彼の本質は先の「ミシシッピー・・・」や
「アンジェラの灰」の様に社会の歪みや底辺の人々を
温かく描く事にあり、その演出力は、並みのレベルではない。
それでも私の、お気に入りはコメディの「ケロッグ博士」
此処に全編出ているのが嬉しい。

0 件のコメント:

コメントを投稿