2014年1月29日水曜日

フェリーニの世界
イタリアの大巨匠フェデリコ・フェリーニは
映画監督になる前、新聞社で似顔のイラストを描いていた。
日本で云う山藤章二みたいなものだ。
だから監督になってからもコンテというより
出演者のカリカチュアを沢山残していて
それが奇想天外なフェリーニ・イメージを
映画以上に伝えて興味深い。
映画のポスターも自ら描いたものも在る。
此れはカンヌ映画祭用に「道」をモチーフにしたポスター
「そして船は行く」の此れも素晴らしい。
だから私のフェリーニ・コレクションBOXには
インデックス代わりに、そのイラストで構成してみた。
「サテリコン」「道化師たち」「カザノバ」と
それぞれの映画を世界を思い出して楽しい。
表の表紙はフェリーニの肖像写真の中に
此んな遊んだものが在ったので使った。
おそらく「道化師たち」の時、クラウン達に
楽屋でメイクしてもらったものだろう。
尚、此れ等のドローイングは新宿都庁の隣りの名前は忘れたが
外資系のホテルのロビーに展示されている。

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