2013年10月6日日曜日

さすらいのガンマン:エンニオ・モリコーネ
既に紹介した「ミネソタ無頼」の監督セルジオ・コルブッチが
ハリウッドからバート・レイノルズを迎えての”マカロニ”2作目。
バートは本物のチェロキー・インディアンの血を引く俳優で
此の時は、まだイーストウッドと同じ出稼ぎ扱いだったが
此の後、「脱出」「白熱」「ロンゲストヤード」と
押しも押されぬハリウッド大スターとなった。
雑誌「コスモポリタン」で毛むくじゃらのヌードを披露し
アメリカ中年女性のアイドルにも成っている。

此の映画「さすらいの・・・」には
ルイス・ブニュエル作品や「フレンチ・コネクション」の
スペイン個性派俳優フェルナンド・レイも出ているのが興味深い。
音楽のモリコーネは大胆なコーラスにアメリカ先住民のリズムを
組み合わせ、白人盗賊一味に家族を殺された
インディアン一匹狼の復讐劇を盛り上げている。


0 件のコメント:

コメントを投稿