2013年3月27日水曜日




 定番の朝食
鯵の開きは、魚屋の店先に干してあったもの
「此れ、もう出来上がってる?」と聞いて
まだと云われれば、持って帰って又、干せば良い。
ウチの隣りは干物工場だから生臭いのにはウンザリだが
焼くと、脂のノッた香ばしい匂いが食欲をそそる。

一昨日、糠床を仕込んだが、完成するのは、まだ先なので
キューリと茄子を刻んでビニール袋に入れ
ナンプラーを少しと頂き物の実山椒を入れ揉み込む。
ナンプラーの臭いが山椒香りで消され
浅漬けには最高だ。

浅利の身が春になり大きく成って来た。
夕べの内に、砂抜き、断末魔をしてあるから
水から炊き出し、身が固くならない頃合いで味噌を溶く。
此れには根生姜の千本も合うが、三つ葉が好きだ。
様々な香りに包まれる
こんな朝ご飯が私は一番多い。


2 件のコメント:

  1. 本当に美味しそうな朝食ですね。焼き魚、胡瓜、から出るかすかな香り、実山椒、三葉の入ったあさり汁・・充分ですね。

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  2. プロに云うのも、おこがましいですが
    料理は1に見た目。2に香りと食べる以前に
    期待感を抱かせるのが大事だと思います。
    それでもイカ墨料理や鮒寿司に糠漬けと
    それを裏切るものも有ります。
    そろそろ私の女友達でオランダに住んでいるのが
    岐阜経由で鮒寿司とチーズを土産に来ます。
    「ヒコーキと新幹線と皆、鼻をクンクンさせているのよネ〜」
    私はお返しにクサヤと干したスルメでも持たせようかな(笑)

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