Victer Young Greatest Hits -20
Bill Evans-My Foolish Heart
ビル・エヴァンスの名は昔から知っていたが、実は
此のアルバム「ワルツ・フォー・デビー」を聴くまで
彼が、そんな凄いピアニストだとは知らなかった。
それは、だいぶ前の話だが、その繊細なピアノタッチに
私は文字通り身体が痺れた。
モダン・ジャズは奥が深く、専門的な事は解らないが
彼はマイルス・デイヴィス等とのセッションを通して
お互いに切り開いた”新しい試み”は後のピアニスト達だけでなく
モダン・ジャズそのもの礎(いしづえ)に築いた伝説の人である。
先日トニー・ベネットの時にミュージシャンの麻薬禍を話題にしたが
彼も、その深みにハマり演奏活動が出来ない程
その毒に身も心も蝕まれた。
その前後のジャケットに映った姿を観比べると全く別人の様である。
その研ぎすまされたピアノの音色は今でも波紋の様に心に響く
・・・そんな気分に浸りながら
“愚かなりし我が心”のカヴァーは、此れで、お終い。
でもビクター・ヤング作曲集は
「星影のステラ」「ラブレターズ」「恋におちた時」と続く。
・・・そんな気分に浸りながら
“愚かなりし我が心”のカヴァーは、此れで、お終い。
でもビクター・ヤング作曲集は
「星影のステラ」「ラブレターズ」「恋におちた時」と続く。
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