2012年8月27日月曜日



Dances with Wolves:JOHN BARRY
「アンタッチャブル」と「フィールド・オブ・ドリームス」で
一躍大スターの仲間入りをしたケヴィン・コスナーが
私財を投げ打ってイチかバチかの勝負に出た此の作品は
見事に大成功。アカデミー&ゴールデン・グローブの作品賞をW授章
監督としての名声も得られた。
米国の”陰の歴史”、インディアンの虐殺を
膨大な資料を集め、リアルに再現した彼を
米国民は自らの贖罪を込めて賛辞したわけである。
それにしても1俳優が此れだけのスケールで映画を作れる
ハリウッドの”力”には驚くばかり。
画面を暴走するバッファローの群れの一部は
あのニール・ヤングの持ち物でもあるという。
ジョン・バリーの音楽はメロディ、オーケストレーションと
「野生のエルザ」「アウト・オブ・アフリカ」と被るが
それでも大西部の広さと長編ドラマを盛り上げる手腕は
流石でケヴィン・コスナーの期待に応えている。


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