2012年7月2日月曜日


”エレキの時代”
夜空の星:加山雄三
彼の多才ぶりは余りにも有名だから、いまさら書くことは無いが
シンガーソングライターの日本での草分けであると共に
器用な彼はベンチャーズを全部ひとりで演奏した
多重録音のパイオニアでもあるのだ。
それでも今日の此の一曲は
映画「若大将シリーズ」の主題歌「君といつまでも」のB面ながら
日本のベンチャーズと云われた寺内タケシがバックと云う贅沢なもの。
イントロの心地よいエレキの音色は正に”エレキの若大将”そのものだ。
それまでインストだけだったエレキ・ブームに自ら歌をプラスした
彼が”エレキの時代”の核となった事は当然の事と云えるだろう。




4 件のコメント:

  1. 大阪のボボボ…2012年7月2日 10:19

    自分の小遣いで初めて買った
    レコードでした。
    映画の中でジェリー藤尾演ずる
    対バンのリーダーが
    自作の勲章を紫綬褒章ならぬ
    始終演奏しようと説明する件が
    妙に残っています…。

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    1. 寺内タケシが蕎麦屋の出前で
      加山の家の塀を乗り越え
      セッションするのは
      ”エレキシリーズ”の何でしたっけね?

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    2. それも「エレキの若大将」です。
      若大将に「タカシも(役名はタカシでした)、
      エレキ弾くのか?」と聞かれて
      寺内タケシが「一度弾いてみたかったんす
      よ~」と言いながらいきなり完璧に弾くと
      いう荒唐無稽なストーリーが笑わせました
      ね。ちなみに「スミちゃん~シェーっ!」
      などという時代を感じさせるカットがそこ
      かしこにあります。

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    3. 日本の映画会社は
      テレビの普及を甘くみていたので
      大映は雷蔵,勝新のシリーズ
      東映はヤクザもの
      日活は、既に普通の映画は作れなく成って
      ロマン・ポルノに。
      東宝は”無責任”と”社長”と此の”若大将”を
      飽きる迄,作り続け自滅しました。
      今の映画界も、あまり変わりないですが
      ・・・。

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