”エレキの時代”
京都の恋:渚よう子
そんなワケでベンチャーズは此の曲を始め
次々とヒットを連発した。
それは”ベンチャーズ歌謡”と呼ばれた。
それまでのマーチン・デニー等の西洋人が異国を意識した
エキゾチック・サウンドとは異なるもので、
彼らが長年に渡る訪日で理解した日本人の好むメロディと
自分たちのエレキ・サウンドを見事に合体させた結果と云える。
しかし此のサウンドは橋幸夫、三田明と
日本の歌謡曲のメインストリートとなり、英国のビートルズの影響も受け
加山雄三、ブルーコメッツ等のグループ・サウンズへ展開して行ったのである。
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