2012年5月29日火曜日


アンダーグラウンド:エミール・クストリッツァ
昨日の”ロマ”の文化の様にソビエト連邦崩壊と共に
東欧の国々のそれも世界中に紹介される様に成ったが
今日の「アンダーグラウンド」は旧ユーグスラビアのサラエヴォ出身の
監督エミール・クストリッツァが1995年に発表した作品だ。
ユーゴスラビア50年に渡る悲惨な歴史を寓話的に描いた世界は
彼自身がメンバーであるノースモーキング・オーケストラという
吹奏楽器主体の音楽で東欧の夜明けを告げるのに
相応しい明るさと力強さを持っていた。
映像も大胆なアングルに構成
ジプシー達の持つシリアスなテーマをユーモアに置き換えた
表現は、あっけに取られるほど面白い。





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