2024年6月19日水曜日

深夜食堂 赤いタコさんのウインナー
前回、松重豊はヤクザが似合うと言ったが今回は彼が主役で、
元高校球児で今は新宿のヤクザ。
そして彼と同郷の役者・光石研との競演。
本格的な早口の博多弁の応酬に
子役だった光石研のデビュー作「博多っ子純情」を思い出す。
松重豊の初恋の相手が余命幾許もないとあって彼は会うべきか悩む。
それは相手が決める事だ!と言い切る光石研も良いが、
ずっと無言の松重豊か突然早口で博多弁を喋り出すのが泣ける。
その恋人が安田成美と気付くまで時間のかかる死ぬ間際のノーメイクも良い。
全てが無駄無く構成された脚本が上手い、泣けたなあ。
松重豊はヤクザが本当に似合
う。


 

2024年6月17日月曜日

浅草に着いたら

おでんが待っていた。

蛸の刺身で焼酎のポッピー割り

そして締めに稲庭うどんの卯の花麺



 

2024年6月16日日曜日

昨日のディナー
電子レンジに肉を入れたパックを放り込むだけで
圧力釜の様な焼豚が作れると言うのに飛びついた。
だって今、私は忙しいんだもの。
で、それはまあまあ、でもコレなら自分で最初から焼豚を作った方が旨いかも。
わたしはポテサラの名人。
でもマヨネーズを切らしていて少し足りなくて
何とかマスタードで誤魔化した。
モッツァレラが残っていたのでベランダのバジルを摘んでカプレーゼ。
イタリア産の赤ワインはコスパが良い。
何より地元のスーパーで買えるのが良い。


 

2024年6月15日土曜日

御家人斬九郎9話”冬木町の女”
前回に続き唾棄が良いと思ったら監督は田中徳三。
大映の”カツ&ライス=勝新太郎&市川雷蔵を支えたエース監督。
そしてカメラが良いと思ったら市川崑も起用していた森田富士郎。
話は残九郎が雨宿りに入った居酒屋で泥酔していた女(美保純)を
ゴロツキから助けて彼女の長屋まで送った事で
彼女に惚れられてしまい残九郎が持て余す展開。
もちろん残九郎には蔦吉(若村麻由美)と言う深川芸者が居るのだが
此の二人、意地を張って中々結ばれない。
その隙に助けた此の女が割り込んで来るという脚本だ。
美保純は日活ロマンポルノ出身だが岡場所の遊女という設定が
此の物語によく合い、彼女も此のオンエアの頃は美しく
色っぽさでは若村麻由美と良い勝負。
元盗賊の女だった彼女は残九郎の為ならと自ら囮になって
岡場所に立ち、盗賊一味を捕らえる事は出来たものの
残九郎と約束した菖蒲市に向かう途中
此の映像が素晴らしい!大映の特撮から始まり実験的な映像を
試みていた森田富士郎は晩年までそれを追求していた
彼女に横恋慕した客の一人に刺される。
恐らく美保純もこんなな良い役を貰って張り切ったに違いない。
斬九郎と蔦吉に看取られて死んでゆく場面が哀れ。
此の回で暫く「御家人斬九郎」の放映は無いらしいので残念。




 

御家人斬九郎8話”乱調麻左女”
この再放映のTVドラマは前にも出したが
主役の渡辺謙より、その母親の麻左女を演じる
岸田今日子が面白い。
此の回もタイトル通り、鼓の名手の麻左女が
祝言の出し物に彼女の鼓を聴きたいと豪商に呼ばれ
用意された笛吹き達から彼女が選んだのが林与一。
その容姿に一目惚れ、麻左女の”乱調”が始まる。
此のシリーズでは、ひたすら美食を求めていた
筈の彼女が最後の恋に燃えるのが可笑しい。
二枚目の林与一は慣れたものでハマり役。
しかも裏の顔は盗賊のカシラというのも。
麻左女役の岸田今日子は、その厚い唇に紅を塗り
彼を待つ女心がいじらしく可愛い。
岸田今日子の鼓は本物、此のために稽古したのか
昔から出来たのか?流石の名女優。
女優といえば此の頃の残九郎の相手役蔦吉を演じる
若村麻由美の美しさと艶っぽさと言ったら・・・。
兎に角、脚本も演出もカメラも良い出来で楽しめた、


 

糠床が見事に復活
茄子の色を見てご覧!
アジフライは昨夜の予定を今朝に。
ワカメと豆腐の味噌汁
ご飯は、ちりめん山椒の卵黄載せ
納豆には刻み葱。
全体を撮る頃には
茄子の色が変わっているのに注目。


 

2024年6月14日金曜日

Memories Of You:Louis Armstrong
ヴィブラフォンのイントロで始まる此の曲のカヴァーは
サッチモことルイ・アームストロング。
少年院で覚えたコルネットからスタートし
デキシーランド・ジャズのカリスマとなった彼の
独特な奏法やヴォーカルそしてスキャットは唯一無二。
日本では合法ではないが彼が生前マリファナ愛好者で
”アレはウィスキーの1000倍も素晴らしい!”
と言っていたのも好きだな(笑)