2021年3月22日月曜日
EXOTICA#15
Where Flamingos Fly:Linda Lawson(1960)
此のシリーズもう既に所謂”エキゾチカ”の分類から
ハミ出て私的な展開になっていると承知しているが、
敢えて此の曲”Where Flamingos Fly”と
リンダ・ロンソンという歌手を紹介したい。
彼女は日本で言えばグラマー女優の万里昌代か筑波久子あたり
・・・と言って知る人は少ないだろうが、とにかく主演級ではない。
それでも歌手としては此の”Where Flamingos Fly”で
ジャズヴォーカル・マニアの間で彼女は知る人ぞ知る存在。
お聴きのようにネチっこい歌い方は容姿よりもセクシー。
まあ、曲の良さも有るが・・・。
此の曲、ヘレン・メリル、クリス・コーナー、ペギー・リーと
ハスキーヴォイスの歌手の定番曲でもある。
しっとりした雰囲気はモダンジャズのプレイヤーも好みらしく
此のギル・エバンスのカヴァー等とても良い。
2021年3月21日日曜日
EXOTICA#14
DON AZPIAZU : "EL MANICERO"
此の曲はモイセス・シモンというキューバ人が作った歌だが
此のドン・アスピアス楽団が米国で1930年に
レコーディングし世界中で大ヒットした。
映画「ゴッドファーザー」や「スカー・フェース」に
描かれた様に当時のキューバは米国の支配下にあり
沢山のミュージシャンが行き来していた。
此のレコードから、
戦前の浅草のレビューでエノケンこと榎本健一が
早くも舞台で歌い、そのエキゾチックなムードに人気が出た。
それから約30年後。双子の姉妹ザ・ピーナツが
自分たちのテーマソングの様に此の歌をカヴァーした。
ザ・ピーナッツ 南京豆売り(1959 /)The Peanut Vendor
2021年3月20日土曜日
EXOTICA#13
Babalu :Yma Sumac
此のモンゴロイド系の女性歌手イマ・スマックを
ご存知の方は余りいないだろう。
レス・バクスターの後押しでデビューした彼女は
ペルー生まれ、インカの最期の皇帝の末裔と名乗っていた。
現地でオペラの訓練を受け、5オクターブに近い音域が
あったと言われている。
そのエキゾチックな容貌に独特な歌唱力で
1940~50年の間、米国を始め世界中の舞台に立ち
ミステリアスなショーを展開した。
レス・バクスター自体、ネルソン・リドル等から
レスはゴースト・ライターを使って編曲をしていたとか
後に糾弾されているが、此のイマもインカ皇帝の末裔は
実際にはどうだったのか?
Yma Sumac - Tumpa
まあ”エキゾチカ”が。偽の南国音楽だったのだし
”トロピカル・ドリーム”を見させてくれれば
それはどうでも良いことなのだ。
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