2012年11月24日土曜日

Victer Young Greatest Hits -8
Sophie Milman - Beautiful Love
此の若く美しいジャズ・シンガーはソフィー・ミルマン。
ロシアはウラル山脈出身と資料には書かれているが
まさかウラル山脈の山小屋で生まれた訳ではないだろう。
それでも肌は雪の様に白くて日本人好みだ。
1990年、冷戦後,家族はロシアからイスラエルに移住、
現在、彼女はカナダのトロント大学経済学部の学生という。
しかし遥か昔(1931)に作られたビクター・ヤングの名曲を
ヘレン・メリルやアニタ・オディ等のベテランに臆する事無く
此の若さで堂々と歌いきっているのが素晴らしい。
スタンダード・ジャズは、埃を被ったナツメロでは無く
こうして次世代に歌い継がれてこそ。
そこが此の曲のスタンダードたる由縁だろう。

2012年11月23日金曜日



先にモジリアニの絵でロマンチックにジャケットを表現してみたが
しかし、“Beautifu lLove”は、それだけでは無いと思い
こんなバリエーションも作ってみた。
ハリネズミは針の痛みに耐え,亀は想いを遂げるのにどうしてるのだろう。
貴方にとって”ビューティフル・ラブ”は、どちらがイメージ?


ブリ照りにナメコ汁で朝食
鰤(ブリ)を生姜醤油に漬けて焼いた。
味醂は入れてないから本当は”照り”では無いが旨い。
さやえんどうを茹でたものに、ちりめんジャコ。
(画面の外に白菜漬と大根の糠漬けも居る)
納豆には分葱
今朝の一番は豆腐とナメコの味噌汁。
外では釜飯や等で良く出るが意外と家ではやらないものだ。
昆布と鰹のダシが赤出し味噌に良く効いた。


Victer Young Greatest Hits -7
Shirley Horn & Toots Thielemans - Beautiful Love
まずイントロのトゥーツ・シルマンズのハーモニカが渋い。
彼はベルギー生まれ、アコーディオンからギターと楽器は何でも出来るが
ギターの合間にアドリブで入れていたハーモニカの評判が良くて
それがメインになってしまったと云う面白い経歴だ。
独特の哀愁を帯びた奏法でハーモニカ・ジャズのジャンルを開拓した。
女性ヴォーカルのシャーリー・ホーンは
ピアノの弾き語りからスタートした歌手だが
長いキャリアからの枯れた歌唱は、お聴きの通り
先のヘレン・メリルに勝るとも劣らない表現力。
ビクター・ヤングの名曲を深く掘り下げている。
だから此のトッーツとシャーリーの組み合わせは
二人の年輪の重なった、燻し銀の輝きと云える。


2012年11月22日木曜日



久しぶりにピエンロー
<メヒカリの干物>
吉池で晩酌にシシャモでも購入しようと思ったら
今年は不漁で凄い高騰、それで比較的安いメヒカリの干物を。
ほぼシシャモと似たような味、値段は五分の一
フライパンで焼いてレモンを搾る。
<ピエンロー>
舞台美術家の妹尾河童さんのレシピ
干し椎茸を付けて置いた水で骨付き鶏肉のダシを採り
豚バラ肉に白菜と春雨を入れ胡麻油を垂す。
胡椒をたっぷり挽いて頂く。
<白菜の古漬け>
宇佐美から運んだ白菜漬は発酵してどんどん旨く成る。
ピエンローのスープが焼酎の水割りのチェイサーに。
やはり鍋物は温まる。


Victer Young Greatest Hits -6
Michel Petrucciani (1986)  - Beautiful Love
昨日のアート・テイタムに続いて今日も身体に障害があって
幼児の様な体型でピアノを弾いていたフランスのミシェル・ペトルチアーニ。
1m少しか身長が無いからピアノのフットペダルに足が届かず
脊椎が弱かったからコンサートは誰かにステージまで
運んでもらうしか無かった。
それでも神は彼の上半身を人並みに以上に作られ
当人の努力も有ったろうが、その才能はキース・ジャレットと
比較されるくらい素晴らしいのものだった。
画家のロートレックの例を出すまでもなく、その病気は
通常、20歳くらい迄の寿命を36歳迄生き
沢山のセッションやソロのアルバムを残し
なんと3度も結婚し、子供も2人作ったらしい。
ハンデを負いながらも才能が彼の人生を豊かにしたと云えるだろう。


2012年11月21日水曜日

フラミンゴ2代目
宇佐美の庭にはフラミンゴが居たのだが
長らく立っていたので足を痛め引退した。
昨日、神保町で同じものを発見!
即,購入、跡目を継がせることにした。
以前は50~60'sブームでフラミンゴのオブジェは
洋雑貨屋で良く見かけたものだが
最近は浅草橋でも殆ど置いて無くて尋ねても入らないと云う。
しかし我が家にはE.Tと兄弟の様に無くてはならないもの。
とにかく2代目襲名は目出度い。